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JFEエンジニアリング/仙台塩釜港の港湾荷役岸壁を新工法で受注

2012年10月17日/物流施設

JFEエンジニアリングは10月17日、仙台塩釜港で整備される港湾荷役岸壁で、新型ジャケット桟橋の製作を受注したと発表した。

<アーク矢板ジャケットの完成イメージ図>
20121017jfe - JFEエンジニアリング/仙台塩釜港の港湾荷役岸壁を新工法で受注

今回受注した岸壁構造には、同社が耐震性の高いジャケット工法をさらに改良した新技術「アーク矢板ジャケット工法」が用いられている。

「アーク矢板ジャケット工法」は、ジャケット本体に埋立土を支える土留め壁を円弧状(アーク)にして一体化することで強度を高め、土留め壁の鋼重を大幅に低減し、さらに控え杭が不要となった。

材料費や現地施工費の低減により全体工事費20%のコストダウンと、全体工期を10%程度短縮することが可能となった。

同社では、今後整備が計画されている国際戦略港湾などに対して、「アーク矢板ジャケット工法」の技術提案を進めていく。また、東日本沿岸地域の震災復興整備においても積極的に提案していく。

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