川崎汽船は6月3日、海外需要開拓支援機構(以下:クールジャパン機構)、日本ロジテム、川崎汽船の3社による合弁での冷凍冷蔵倉庫事業が、ベトナム当局により正式に会社設立の認可を受けたと発表した。
日本食のベトナムでの普及に寄与するため、日本からの食品・食料品保管を念頭とした質の高いサービスの提供を目指す。
川崎汽船がタイ国バンコクで1989年から事業を行っているBangkok Cold Storage社で蓄積したノウハウをベースに、最新の技術を採用した、貨物ダメージ防止対策、省エネルギー対策を実施。
また、グループでの海上・航空輸送サービス、そしてベトナムで20年に渡り事業実績のある日本ロジテムの知見を活かし、この倉庫を活用した食品物流サービスの提供を目指す。
■会社社概要
商号:CLK COLD STORAGE COMPANY LIMITED
所在地:ベトナム社会主義共和国 ビンズン省
Lot B2, Tan Dong Hiep B Industrial Zone,Tan Dong Hiep ward, Di An town, Binh Duong province
設立:2015年4月25日
事業開始:2016年7月(予定)
資本金:15,000,000 USD
営業種目:冷蔵・冷凍倉庫業、貨物利用運送事業、物流コンサルタント業
出資比率:日本ロジテム26.0%、川崎汽船25.0%、クールジャパン機構49.0%
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