国交省は3月4日、メコン地域における陸上ハブ・アンド・スポーク物流システム導入に向けた実証事業行うと発表した。
トライアル輸送は、3月8日から3月14日に行う。
事業は、ラオス・サバナケットを中心とした、陸上物流では初となる、ハブ・アンド・スポーク方式による共同集荷・共同輸送システムの導入に向けた実証事業となる。
国土交通省物流審議官部門では、この事業の実施を通じ、オペレーション上の課題や効果を検証するとともに、同システムの導入に必要な各種制度・手続きの課題等を調査する。
なお、現在、メコン地域においては、「タイ+1」の動きとして、タイ・ベトナム周辺国が部品供給地として進展し、メコン地域内において生産分業ネットワークが形成されつつある。
■トライアル輸送の実施スケジュール(予定)
3月8日:バンコク、ハノイより出荷
3月9日:ビエンチャンより出荷
3月10日:上記三都市からの貨物をサバナケットに集約
通関・仕分け後、上記三都市へ出荷
3月11日:ビエンチャン向け納品
3月12日:バンコク、ハノイ着
3月14日:バンコク、ハノイ向け納品
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