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ヨコレイ/横浜市にサテライト機能を持つ冷蔵倉庫を竣工

2020年05月18日/物流施設

横浜冷凍(ヨコレイ)は5月18日、神奈川県横浜市に「横浜みらい HRD・横浜みらいサテライト」が完成したと発表した。

<横浜みらい HRD>
20200518yokorei1 520x347 - ヨコレイ/横浜市にサテライト機能を持つ冷蔵倉庫を竣工

<横浜みらいサテライト>
20200518yokorei2 520x337 - ヨコレイ/横浜市にサテライト機能を持つ冷蔵倉庫を竣工

横浜みらいサテライトでは、これまで、全国各地で行っていたフォークリフト等の実地研修を大人数で一度に行うことができる。また、研修施設としてだけでなく、京浜地区の冷蔵倉庫逼迫の緩和につなげるため、ヨコレイ横浜物流センターのサテライト機能を持つ冷蔵倉庫としての役割も担う。

設備面では、冷却設備に高効率自然冷媒冷凍機(NewTon)を採用。また、トラック予約受付システム「Yokorei Truck Reserve System」を導入し、荷主・従業員・ドライバーにとって円滑な入出庫を行う。入退館のフードディフェンスシステムの完備や屋上太陽光発電システムの設置など、「人」「もの」「地球」にやさしい冷蔵倉庫となっている。

なお、施設が位置する子安の土地は、1969年に旧子安物流センター、1973年にヨコレイ初となる本社ビルが建てられた土地で、ヨコレイの全国展開への拠点となった場所。旧子安物流センターは、老朽化により2017年に閉鎖したが、この跡地に人材育成に特化した施設 「横浜みらい HRD」、サテライト機能を持ち、実地研修も行える冷蔵倉庫 「横浜みらいサテライト」を建設することにしたもの。

完成に際し、吉川会長は、関係者に感謝の意を表すとともに「ヨコレイは新しい一足を踏み出し、目まぐるしく変化する社会に対し、低温物流の担い手の一人として発展・拡大していく所存」と意気込みを語った。

■概要
名称:横浜みらい HRD 横浜みらいサテライト
所在地:神奈川県横浜市神奈川区守屋町一丁目 1-7
構造・規模: 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
敷地面積:6724.91m2
延床面積:5925.33m2
建築面積:3074.97m2
横浜みらい HRD 3階建て延床面積1128.62m2
横浜みらいサテライト 2階建て延床面積4796.041m2
横浜みらいサテライトの冷蔵能力:F級5064t
主な設備:高効率自然冷媒冷凍機(NewTon)
     トラック予約受付システム
     フードディフェンスシステム
     太陽光発電システム(159.6kW)
     全館 LED 照明

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