ブリヂストンは7月1日、グループ会社のブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエーが、マイクロソフトと協働で、走行中のタイヤトラブルをリアルタイムに検出できる世界初のモニタリングシステムを開発したと発表した。
このシステムは、マイクロソフトのMicrosoft Connected Vehicle Platform(MCVP)のクラウドを活用してデータを蓄積し、タイヤトレッド面とカーカスが受ける影響をアルゴリズムで解析するもの。
走行中にリアルタイムでドライバーに危険を知らせることで、ドライバーが車両を停止させる等により事故を未然に回避することができる。
また、ドライバーへ危険を認知させるだけでなく、道路管理者等に道路のくぼみやその他危険要因の存在を通知することが可能なほか、道路トラブル情報を近隣車両とクラウド上で共有することによって、タイヤトラブルを未然に回避するなど、将来の自動運転化に寄与する可能性があるとしている。