ナブアシストは11月9日、運送事業者向けの「ロボット点呼」とクラウド型リアルタイム労務管理サービス「Navisia乗務員時計」を連携し、新サービスの提供を開始した。
「ロボット点呼」は、運行管理者が行う点呼をロボットで自動化するソリューション。
また、「Navisia乗務員時計」はスマートデジタコの運行データと連携し、改善基準告示に則した労働時間管理を行うクラウドサービス。
今回、「ロボット点呼」のサービスに「Navisia乗務員時計」を連携させることで、乗務前・乗務後点呼の機能だけでなく、打刻機能を兼ね備えた出退勤の管理を実現した。
これにより、出勤時には前日の休息時間をもとに適切な勤務間インターバルが取得されていない場合、ロボットの画面から出勤に対しての警告が発せられるようになる。
また、運行中にはスマホアプリで拘束時間の残余時間を確認し、運行管理者が荷主と連携しながらドライバーの労働時間管理を実施することができる。
退勤時には、運行中の改善基準告示違反の状況をロボットの画面で確認でき、出退勤をベースとした運転日報が出力されるほか、次回出勤予定が案内され、ドライバーによる勤務間インターバルを意識した適切な休息時間の取得を支援することが可能となった。