ESR/投資額270億円、三重県に15.5万m2の物流施設を着工

2020年12月15日 

ESRは12月14日、三重県桑名郡木曽岬町で「ESR 弥富木曽岬ディストリビューションセンター(弥富木曽崎 DC)」を12月1日に着工したと発表した。

<ESR 弥富木曽岬ディストリビューションセンター完成イメージビデオ>

<ESR 弥富木曽岬ディストリビューションセンター完成イメージ>
ESR 弥富木曽岬ディストリビューションセンター完成イメージ

<1階配置図>
1階配置図

<位置図 広域>
位置図 広域

<位置図 詳細>
位置図 詳細

2022年4月28日竣工予定。敷地面積7万9095m2・延床面積15万5332m2 の中京圏最大級の4階建てマルチテナント型物流施設となる。総投資額は約270億円。

弥富木曽岬 DCは三重県桑名郡木曽崎岬町の木曽岬干拓地工業用地の第⼀期分譲区域内で、2020年1月に三重県より購入。三重県道108号木曽岬弥富停車場線沿いに位置し、国道23号(名四国道)「木曽岬 IC」より約3km、伊勢湾岸自動車道「弥富木曽岬 IC」から約11km、東名阪自動車道の「弥富 IC」より約14Kmと道路交通アクセスに優れている。

名古屋港鍋田埠頭コンテナターミナルまで約13km、中部国際空港セントレアまで約46km、名古屋市中心部まで5kmと、名古屋市の内陸、湾岸部の消費地のみならず、大規模な人口を擁する東海全域や関西への広域物流拠点として、また成長が加速しているe-コマースや小売業界の商品物流の高い需要が見込まれる物流適地。

ESRでは中京圏最大の延床面積を誇るこの施設は地上4階建て、1階から4階まで全フロアに大型車両の直接乗り入れ可能な上り下り専用のダブルランプウェイ式で、ワンウェイ動線を確保している。片面車路につき、荷捌きとトラックバース前での待機スペースも確保できる構造だ。トラックバースは、1階から4階に各56台、合計224台設置。全フロアで1フロアオペレーション可能な構造となっている。

倉庫部分については、1階は低床式倉庫(床面を荷捌きスペースと同じ高さに設定)で有効高は6.8m、床荷重は2t/m2(フォークリフト 2.5t/m2対応)エリアと、大型機械部品等の重量物にも対応可能な 3t/m2(フォークリフト 3.5t/m2対応)エリアを設けている。2階から4階はプラットフォーム型の高床式倉庫で有効高は「2・3階」が5.5m、「4階」が6.0m〜6.95m、床荷重は1.5t/m2。全フロアの柱ピッチは11m×10.5mと保管効率の良いスパンを採用。荷物用エレベーター、垂直搬送機の設置も可能で、縦搬送に将来対応が可能な設計としている。

最小区画は中京圏でニーズの高い約1550坪からとし、各階最大5テナント、合計20テナントへ分割が可能。敷地内には54台分の大型トラック待機場の他、普通車442台、バイク220台の駐車スペースがあり、従業員の通勤にも配慮。

<ラウンジ完成イメージ>
ラウンジ完成イメージ

<ラウンジ外観>
ラウンジ外観

<女性用パウダールーム>
女性用パウダールーム

また、ESRの基本理念である「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」に基づき、ラウンジ、ショップ、女性用パウダールーム他、従業員が快適に働けるアメニティ環境を提供。

弥富木曽岬 DCは干拓地で平坦な土地であることから、ラウンジはあえて岩場をテーマに起伏を付け、窓を大きく取り、山々や町の眺望を楽しめる、展望台のような空間デザインにした。岩場に見立てた座席エリアは洞窟のような包み込む形にし、従業員が落ち着け、上って行けるようなワクワク感も喚起する場になることを目指している。

<メインエントランスホール>
メインエントランスホール

<エレベーターホール>
エレベーターホール

<サブエントランスホール>
サブエントランスホール

昨今のコロナ禍で換気の重要性や屋外で休憩する快適さを見直し、天井を高くしテラスを設けた。エントランスホール及びエレベーターホールは和をテーマとし、自然素材の竹や障子を取り入れて安らぎの空間を演出。働きやすさだけでなく、季節の移ろい、その土地の歴史などを感じてもらうことで、従業員や訪れる人々の「ウェルビーイング(豊かな生き方)」も実現する物流施設にしたいとしている。

CASBEE Aランク評価基準を満たし、全館LED照明、トイレ・喫煙室・共用部に人感センサーを設置し不使用時は消灯するなど、環境配慮型照明システムの導入や、屋上に太陽光パネルを設置し3MW 規模の自家消費型太
陽光発電システムを導入予定で、環境に配慮した運営も可能にする。

BCP対策については、非常用自家発電設備を設置し、停電時でも⼀定時間、防災センター、倉庫・バース・事務所の照明、トイレ、フォークリフト充電用電源等の⼀部使用が可能。また、全フロアのトラックバースにオーバースライダーを採用しており、停電時でも荷捌が可能な仕様にしている。

木曽川付近という立地を考慮し、敷地の高さは海抜4.85m、1階の床の高さは海抜5.55m確保しており、津波・高潮・豪雨による浸水被害リスクが非常に低い施設としている。

■施設概要
名称:ESR 弥富木曽岬ディストリビューションセンター
所在地:三重県桑名郡木曽岬町新輪1丁目3番4
敷地面積:7万9095m2
延床面積:15万5332m2
竣工:2022年4月28日
構造:地上4階建て 耐震・耐火建築物 RC+S 造
用途地域:市街化調整区域(木曽岬干拓北部地区地区計画)
企画設計・マスタープラン・基本計画:ESR(担当︓スチュアート・ギブソン、武田 諭・山﨑 拓生)
設計・施工:戸田建設 名古屋支店
(ラウンジ デザイン)タカトタマガミデザイン
アクセス:(車) 三重県道 108 号木曽岬弥富停車場線沿い/国道 23 号(名四国道)「木曽岬 IC」より約 3km、伊勢湾岸自動車道「弥富木曽岬 IC」より約14km/東名阪自動車道「弥富 IC」より約 11Km
(電車)近畿日本鉄道名古屋線「近鉄弥富駅」より約 10km
名古屋市中心部まで 25km/名古屋港鍋田埠頭コンテナターミナルまで 13km/中部国際空港セントレアまで 46km

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