SBS東芝ロジスティクスは4月1日、千葉県柏市の北関東支店に東芝インフラシステムズ製の棚搬送ロボットシステムを導入したと発表した。
棚搬送ロボットシステムはAGV20台とワーキングステーション5基等で構成されており、3月1日から同支店で扱う日本シグマックスの業務に運用している。
システムの導入にあたっては自社開発のシミュレーションソフトを活用し、棚搬送ロボット適用商品を選定するとともに、棚搬送ロボットとワーキングステーションの最適台数を導き出し、ピッキング作業の生産性を従来比3倍に向上させることに成功した。棚エリアを無人化することで、感染防止も図っている。
同システムの導入には、環境省の令和2年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金「自立型ゼロエネルギー倉庫モデル促進事業」を活用しており、太陽光発電設備(発電量:24万8623kWh/年)もあわせて導入している。
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