東急不動産とパナソニックは8月5日、ヤマト運輸の協力のもと、心斎橋東急ビル(大阪市中央区)で冷凍・冷蔵宅配ボックスの実証実験を開始すると発表した。
<受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー>
心斎橋東急ビル内にある東急不動産のオフィス内に、パナソニックが開発したに受け取り用冷凍・冷蔵ロッカーを設置。東急不動産社員が注文した商品をヤマト運輸が冷凍・冷蔵ロッカーへ配達し、宅配物の温度帯や実運用面での検証を行う。
実証実験は8月6日~10月29日にかけて実施予定。以降は、実証実験の結果を踏まえて出た課題や傾向を分析し、分譲マンションでの本格導入に生かす狙い。
国内の分譲マンションには冷蔵の宅配ボックスの設置例はあるものの、冷凍の宅配ボックスは設置例がない。コロナ禍で在宅勤務、非対面の物品の受け渡しの機会が広がるなど新しい生活スタイルが進むなか、今回の実証実験を通じて国内初となる分譲マンションへの冷凍・冷蔵宅配ボックスの設置につなげ、新しいライフスタイルの提案を図る。
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