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国分/合弁会社がシンガポールに4温度帯物流センター新設

2023年03月29日/国際

国分グループ本社は3月28日、シンガポールで物流事業を展開するCommonwealth KOKUBU Logisticsが、同国に4温度帯物流センターを新設すると発表した。2024年10月の稼働を予定している。

<新センター完成イメージ>
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Commonwealth KOKUBU Logisticsは、国分グループがCommonwealthグループと2018年に設立した低温物流事業を行う合弁会社で、シンガポール国内の外食事業者や小売事業者の物流受託業務を行っている。今回、事業拡大のため、既存センターの隣接地に新センターを開設し、機能強化を図ることとした。

新センターは、冷凍、冷蔵、定温、常温の4温度帯対応で、最大8万パレットの収容能力を計画。大型冷凍自動倉庫や仕分けマテリアルハンドリング機器により物流品質の高度化を図るほか、太陽光発電パネルを設置し自然エネルギー利用によってCO2排出量を削減する。

日系の食品メーカーや外食チェーン、小売業などに対して、国内と同等の高品質な物流サービスを提供し、アセアンでの事業推進を支援する。

■新センター概要
所在地:8 Jalan Besut Singapore 619562
対応カテゴリー:加工食品、青果など
敷地面積:1万9000m2
床面積:【冷凍倉庫(ー18~ー25度)】1万6100m2
【冷蔵倉庫(0度~8度)】3000m2
【定温倉庫(15度~20度)】8700m2
【常温倉庫】8700m2
【事務所等】2900m2
収容能力:8万パレット
設備:大型冷凍自動倉庫、仕分けマテリアルハンドリング機器、太陽光発電パネル
稼働予定:2024年10月

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