NXアメリカは7月6日、アリゾナ州メサ市に半導体専用倉庫「メサ・ロジスティクスセンター」を開設し、4月24日に開所式を執り行ったと発表した。
開所式には、メサ市議会議員など行政関係者約45名の来賓を迎え、NXHDからは齋藤社長、長嶋専務執行役員らが列席した。
アリゾナ州は、様々な産業の先端技術が集まる地域であり、多くの半導体関連企業の生産拠点が立地している。このたびNXアメリカが開設したメサ・ロジスティクスセンターは、半導体産業に特化した倉庫。フェニックス・スカイハーバー国際空港から約15分の距離に位置しており、近接する半導体工場へのアクセスも1時間以内で可能な優れた立地条件を備えている。
この倉庫は、航空輸送セキュリティTSAに準拠しており、半導体や電子部品の取り扱いに必要な環境要件(温湿度/防塵/静電管理)を備えている。また、365日24時間体制で緊急な入出庫にも迅速に対応できる高品質かつ効率的なオペレーションを半導体産業の顧客に提供する。
■拠点概要
名称:NXアメリカ メサ・ロジスティクスセンター
(NIPPON EXPRESS USA, INC. Mesa Logistics Center)
所在地:555 E Auto Center Dr, Mesa, AZ 85204 USA
延床面積:5421m2 (5万8354 sq ft)
主要設備:全棟空調管理、監視カメラ、入退室管理、トラックドック14基
営業開始日:2023年2月
NXHD/7月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計42.9%増