日本郵船とグループ会社の旭運輸は2月6日、愛知県佐久島での環境保全を目的として、西尾市へそれぞれ150万円と50万円の寄付をすることを決定し、2月5日に西尾市役所で贈呈式が行われたと発表した。
<写真左から旭運輸の藤本健 社長、日本郵船の笹田祐典名古屋支店長、西尾市の中村健市長>
佐久島は知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾に浮かぶ離島。多くの船舶が入出港する三河湾地域の環境保全を支援するため、同社グループ社員は2023年からアマモの苗付けのボランティアに参加している。
寄付金は主に藻場(もば)育成に関する調査・再生活動、アマモの苗の育成等などに役立てられる。
贈呈式では中村健市長が「佐久島での長年にわたる藻場再生活動が、今年度初めてブルーカーボンクレジットの認証取得という一つの成果にまで結びついたことは大変誇りに思う。今回の寄付金も今後の活動に有効活用させて頂く」と感謝の意を表した。