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ヒューリック/野田市で1.6万m2の物流施設が竣工、首都圏隣接5件目

2025年02月19日/物流施設

ヒューリックは2月19日、千葉県野田市で開発していた「ヒューリックロジスティクス野田II」の竣工を発表した。

<外観>
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首都圏の人口集積地に隣接した立地が特徴の、シリーズ第5号。既にエイトレントの1棟入居が決まっており、満床で3月から稼働する。

<野田市駅入口交差点からのアングル。左側が野田II>
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<幹線道路からのアクセス>
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「野田II」の位置は、常磐自動車道「柏IC」から約6.2km。国道16号からのアクセスも良く、大都市間の中継拠点や消費地への配送拠点に適している。

同シリーズの「野田I」とは県道46号を挟んで向かい合った形になる。

<倉庫内>
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施設は地上4階建て、延床面積は1万6694.39m2。標準スペックを床荷重1.5t/m2、梁下有効5.5mとし、空調設備やマテハン機器の追加設置もできる電気容量とするなど、幅広いニーズに応えられる倉庫仕様とした。

<ピロティ型車路(オーバースライダー開口高5.2m)>20250219hulic6 - ヒューリック/野田市で1.6万m2の物流施設が竣工、首都圏隣接5件目

ピロティ型の車路は、雨天時のオペレーションに配慮したもの。また大型ウイング車のオペレーションに配慮し、オーバースライダー開口高5.2mとした。

<バースおよびバース内駐車場>20250219hulic7 - ヒューリック/野田市で1.6万m2の物流施設が竣工、首都圏隣接5件目

24時間昼夜にわたり貨物車の駐車が可能なバース内駐車場も整備。バース内、車路は定格荷重2.5tのフォークリフトも走行できる躯体構造とし、バース内にもフォークリフト充電エリアを設置した。

<太陽光発電設備>20250219hulic8 - ヒューリック/野田市で1.6万m2の物流施設が竣工、首都圏隣接5件目

環境認証としては、BELS(☆☆☆☆☆☆) 、CASBEE認証(Aランク)、DBJ Green Building認証(☆☆☆☆)を取得。

設備容量約628.68KW、年間発電量約637MWhと、大容量の太陽光発電設備を実装し、ZEB認証も取得した。

耐震性能については建築基準法の約1.25倍の強度に準ずる構造体を採用したほか、2回線受電、非常用発電設備72時間相当とするなど、BCP性能も高い仕様となっている。

■施設概要
名称:ヒューリックロジスティクス野田Ⅱ
所在地:野田市花井新田字横内前291-4ほか
交通:常磐自動車道「柏IC」より約6.2km、東武アーバンパークライン「野田市」駅徒歩17分
敷地面積:7418.71m2(2244.15坪)
延床面積:1万6694.39m2(5050.05坪)
構造:1~3階柱 鉄筋コンクリート造、梁及び4階柱 鉄骨造
規模:地上4階建
設計・監理:前田建設工業 一級建築士事務所
施工:前田建設工業・木村建設工業建設共同企業体
監修:フクダ・アンド・パートナーズ
竣工:2025年2月

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