デカルト・データマインは9月25日、米国税関・B/Lデータを基にまとめた日本発米国向け(往航)海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の8月分統計データを発表した。
データによると、8月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万4422TEUと前年から6.2%増加。累計では前年比1.0%減と、ほぼ前年並みだった。
第3国へのトランシップ貨物は2万1643TEUで、前年比35.7%増(韓国31.9%増、中国106.8%増、台湾30.7%増、シンガポール87.4%減)。TS率は7月の39.4%から0.4ポイント上昇し39.8%となり、40%に届く勢い。
日本発母船積みベースでは前年比7.4%減の3万2860TEU。累計では前年比6.4%減少し、荷受ベースの前年比1.0%減少と比べ大きな減少で推移した。
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、農機・建機などを中心とした機械類が前年比1.5%増、自動車関連が3.1%減、タイヤを含むゴム類が41.3%増、プラスチック類が1.1%増、電気類が1.2%減などだった。
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米国向け海上コンテナ貨物量/7月は12.2%増、マイナスから二桁増へ



