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ハコベル/配車計画支援システムに定期配送・固定ルート組支援機能を搭載

2025年07月08日/IT・機器

PR記事

ハコベルは7月8日、同社が提供する配車計画支援システム「ハコベル配車計画」で、新たに「定期配送・固定ルート組支援機能」を搭載したと発表した。

この機能により、納品先ごとに車両・ドライバーを固定したいという配送現場において、普段の納品先への配送を優先しつつ、車両台数をなるべく増やさずに荷量増加に対応できるようなルート組ができるようになった。多店舗展開企業や量販店向け配送の現場などにおいても、ハコベル配車計画導入による自動配車組のメリットを享受できやすくなった。

これまでの計算ロジックでは、配送コストの最適化、つまりいかに少ないトラック台数で配送を行うかを優先するために、納品先ごとの車両・ドライバーの固定が考慮されないケースがあった。機能の適用により、納品先ごとの車両・ドライバーの固定を考慮しつつ、配送コストの最適化計算も行うという、多店舗展開企業や量販店向けの配送にマッチした計画立てができる。

<繁忙期対応の例>
20250708hacoberu1 - ハコベル/配車計画支援システムに定期配送・固定ルート組支援機能を搭載

<欠車時対応の例>
20250708hacoberu2 - ハコベル/配車計画支援システムに定期配送・固定ルート組支援機能を搭載

納品先とドライバーの組み合わせを「高・中・低」など任意のランクで分類。通常時はランクの高い組み合わせを優先的に割り当て、習熟度の高いルートを作成する等ランク別ルート制御が可能。

荷量と車両台数にギャップがある場合には、高ランクに設定した固定ルートの組み合わせも加味しつつ、中~低ランクの納品先の割り当て量を増やしたルートを生成。需要とリソースの増減に柔軟に対応する。

また、ドライバーが同じ納品先を繰り返し訪問することで、納品先との信頼関係や業務理解が向上。納品時間の短縮、受入れトラブルの削減など、現場品質の安定化に寄与することが可能で、品質と関係構築の両立を実現した。

ハコベルでは今後も、多店舗展開企業での配車業務の高度化を支援すべく、商品・車両・納品先の関係性をベースとした最適化ロジックの強化や、ドライバーアプリ・動態管理との連携強化を予定している。

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