商船三井のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)であるMOL PLUSは7月29日、3次元風計測装置(ドップラー・ライダー)の開発・販売・データ提供を行うメトロウェザーに追加出資したと発表した。なお、出資は今回で3回目となる。
ドップラー・ライダーは、赤外線レーザーを用いた大気計測装置。ドローンなどの安全運行・発着のために必要な突風や乱気流の情報をリアルタイムで3次元的に可視化できる。
メトロウェザーは、小型・軽量・低価格のドップラー・ライダーを開発。風況計測ソリューションを各産業に提供することで、ドップラー・ライダーを社会課題解決やドローン前提社会の必須インフラとすることを目標としている。
また現在は風況計測に加えて、ドップラー・ライダーの技術を活用した物体検知技術の開発も行っている。
MOL PLUSは、メトロウェザーの取り組みが幅広い産業の価値向上に寄与することに期待し、追加出資を行うこととした。今後、さらなるドップラー・ライダーの社会への普及に向け、商船三井グループの事業領域である海運・ロジスティクス分野で、風況計測・予測ソリューションの用途探索と活用領域の拡大に寄与していくとしている。
■メトロウェザー概要
設立:2015年5月
所在地:京都府宇治市
資本金:1億円(資本準備金含まず)
事業内容:リモートセンシング技術を応用した大気計測装置の開発・製作・販売
気象情報とIoTを組み合わせたマーケティングおよびソリューションの提供
気象観測および予測データ、防災オペレーション支援情報の提供
公式ホームページ:メトロウェザー
商船三井/マレーシア・ペトロナスグループと液化CO2輸送船の船主合弁会社設立