国土交通省は12月24日、2019年10月期の宅配便再配達率は約15.0%だったと発表した。
前回調査した2019年4月の16.0%より1%の改善を見せている。
<再配達率調査結果>

都市部、都市近郊部、地方で比較すると、都市部の再配達率が高く16.8%、都市近郊部で14.3%、地方で11.5%となっている。
国土交通省では、再配達が社会問題化している中、「総合物流施策推進プログラム」において宅配便の再配達率の削減目標(2017年度16%程度→2020年度13%程度)を設定し対策に取り組んでいる。
この数字だと、目標数値に達するには、2020年度に2%削減が必要になる。