日本通運は7月15日、4月から東京、横浜、名古屋、大阪で取り扱いを開始した、企業向け小口貨物輸送商品「アロー便」と新器材「プロテクトBOX」を組み合わせた国内輸送サービスを、新たに商品名「プロテクトBOXアロー」とし、全国主要都市にサービスを拡大した。
「プロテクトBOXアロー」は、企業間の商業貨物を全国ネットで配送する積合せ輸送商品のアロー便と、新器材「プロテクトBOX」を組み合わせた新たな輸送サービス。
このサービスは、今年4月から東京・横浜・名古屋・大阪で実施していたが、この度、利用エリアを全国主要都市に広げ、多くの顧客が利用できるようにしたもの。
「プロテクトBOXアロー」は、強固で軽量なハニカムコア材で覆い、大切な貨物の汚破損を防ぐ。ストレッチフィルムなどの梱包資材の使用や廃棄物の発生を軽減し、環境に優しい輸送を実現する。-都道府県間の運賃と器材使用料がセットになった分かりやすい料金設定としている。
今後、国内の陸・海・空各輸送モードにおいて、「プロテクトBOX」を組み合わせた新商品の開発を進めるとしている。
連載 物流の読解術 第17回:直線型配送における共同配送-物流共同化を考える(5)-