フェデックス/車両の電化等で2040年までにカーボンニュートラル

2021年03月09日 

フェデックス コーポレーションは3月3日、2040年までに全世界でカーボンニュートラルなオペレーションを達成するための計画を米国テネシー州メンフィスで発表した。

この目的を達成するため、フェデックスは3つの主要な分野(配送車両の電化、持続可能なエネルギーの活用、炭素隔離)に20億ドルを超える初期投資を行う。

この投資には、現在の航空機の排出量に等しい温室効果ガスとの相殺を促進する初期目標を掲げた、大規模な炭素隔離の方法に関する研究を行うための、Yale Center for Natural Carbon Captureの設立に関するエール大学への1億ドルの支援が含まれる。

目標を達成するための主要な対策として、「車両の電化」では、2040 年までに、フェデックスのすべての配送車両をゼロエミッションの電気自動車とする。これは既存の車両を段階的に電気自動車に変更していくことによって達成される。例えば、フェデックス エクスプレスの世界中の配送車両の購入の 50%を2025年までに電気自動車とし、2030 年までにその割合を100%に引き上げる。

「持続可能なカスタマーソリューション」では、フェデックスは顧客の協力を得ながら、カーボンニュートラルな出荷の提案と、持続可能なパッケージソリューションによってサプライチェーンの持続可能性を達成する。

「持続可能な燃料」では、フェデックスは航空機と車両の環境排出量を減らすために、代替燃料に投資する。

「燃料の保全と航空機の現代化」では、フェデックスの FedEx Fuel Sense プログラムによる航空機の燃料消費削減の取り組みをさらに強化する。2012年以降、FedEx Fuel Sense と航空機の現代化という2つのプログラムによって、合計14.3億ガロンのジェット燃料が節約され、1350 万メートルトンを超える二酸化炭素の排出が削減された。

「施設」では、フェデックスは世界各地の5000以上の施設で、施設の効率的な使用、再生可能エネルギーの利用、その他のエネルギー管理プログラムに対する継続的な投資を実施してきた。

「自然による炭素隔離」では、フェデックスは、自然による炭素隔離ソリューションに関する応用研究を支援するために、Yale Center for Natural Carbon Capture の設立に対する資金援助を行う。

フェデックス コーポレーションの会長兼CEOであるフレデリック・スミス会長兼 CEOは、「我々には気候変動に対して大胆な対策を講じる責任がある。この目標は、我々の事業を通じた長年に渡る持続可能性に関する取り組みに根差しており、フェデックスおよび物流業界全体の長期的な変革のソリューションに対する投資でもある」と述べている。

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