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JILS/ロジスティクス大賞の受賞4事例決定

2022年08月01日/CSR

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日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は8月1日、第39回「ロジスティクス大賞」の受賞4事例を決定したと発表した。

同賞は、ロジスティクス推進に向けて優れた実績をあげた企業を表彰するもの。

今年は、「ロジスティクス大賞」に北海道ロジサービスとTSUNAGUTEによる「製・配・販・輸送をコネクティッド、日本初の滑らかな物流DXを実現~コープさっぽろ納品関係者全ての連携~」が、「ロジスティクス準大賞」には日立物流の「メディカル物流におけるオートメーションの新たな形~7社協創で挑んだ、日本初完全無人ケース仕分けシステムの開発~」が選定された。

大賞の取り組みでは、コープさっぽろの納品伝票を電子化し、同社に納品している加工食品、飲料、菓子メーカー約400社、卸商8社、道内輸送事業者約20社の物流情報をクラウド型共通システムを活用することで納品伝票の統一、電子受領と製・配・販・輸送の関係者への情報連携、可視化を非常に大きな規模で実現している。

また、準大賞の取り組みでは「無人化」「作業柔軟性」「設備柔軟性」「シェアリング」を柱とし、医薬品物流センターにおいて7社共同でロボットとAGVを中心とした省人化システム設計を実施。また、複数のメーカー・設備を組み合わせた最適運用を実現するための管理システムを開発し、ケース出荷作業におけるトータルピック以降の作業の完全無人化と自動化率80%を達成している。

■受賞事例
「ロジスティクス大賞」
会社名:北海道ロジサービス/TSUNAGUTE
テーマ:製・配・販・輸送をコネクティッド、日本初の滑らかな物流DXを実現~コープさっぽろ納品関係者全ての連携~

「ロジスティクス準大賞」
会社名:日立物流
テーマ:メディカル物流におけるオートメーションの新たな形~7社協創で挑んだ、日本初完全無人ケース仕分けシステムの開発~

「ロジスティクス大賞 特別賞」
会社名:エーディエフ/合通ロジ
テーマ:組み立てが簡単な物流ボックスで積載率向上~荷役作業とCO2削減で人にも環境にも優しい物流を実現~

「ロジスティクス大賞 特別賞」
会社名:ハコベル/TBM
テーマ:CO2の間接排出量(Scope3)のリアルタイム可視化システムの実現~業務負荷をかけずにCO2排出量を可視化するための取り組み~

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