不動産投資事業を手掛けるビーロット・アセットマネジメント(BAM)は6月14日、スキームアレンジを実施した日本コールドチェーン1号合同会社に出資することを明らかにした。
同社では、近年拡大しているコールドチェーン市場を社会的ニーズの高い領域であると捉え、冷凍冷蔵食品の物流事業を行う「ナオヨシ」とともに、投資戦略の立案・投資スキームの構築を企画してきた。このほど不動産開発型ファンドの組成を実現するに至り、同社で一部匿名組合出資を行うこととなった。
両社は富山市内に北陸エリア最大級の1.1万m2の冷凍冷蔵倉庫を開発するプロジェクトを進めている。
計画地は北陸自動車道「富山西IC」に隣接、富山駅から車で約20分、富山空港から車で25分、金沢駅から車で45分の場所。鉄骨造2階建てで2024年12月の竣工を予定している。
ナオヨシでは、2022年8月に竣工し稼働中の新城マザーセンター(愛知県)を皮切りに、全国を網羅する配送網を2028年目途に構築することを計画している。今後も両社グループは全国にコールドチェーンプロジェクトを推進していく考えだ。
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