西日本鉄道国際物流事業本部は7月1日に、千葉県習志野市の「関東ロジスティクスセンター」の営業を開始した。
関東ロジスティクスセンターは、同社の国内最大規模のロジスティクス拠点であり、物流事業におけるフラッグシップとなる。 航空、海上、国内輸送、倉庫の一括で顧客のサプライチェーンの最適化に貢献する。
施設は羽田空港や成田空港、横浜港、東京港といった主要港や鉄道貨物ターミナルから 40km圏内という、航空・海上輸送サービスの提供に適した立地にある。この立地優位性を活かしたサービスの充実・品質の向上を図ることで、国内と海外を結ぶ高付加価値拠点として、顧客の物流ニーズに対応できるような体制を整えている。
施設では半導体などの精密機器の保管や定温定湿機能を備えた冷蔵倉庫での対応が可能。また、西鉄物流と協働し、関東エリアの集配送における、将来のトラック配送網の拠点化を目指す。
その他、非常用電源を設置しBCPに対応するほか、太陽光パネルの設置によるクリーンエネルギーの活用などサステナブルな取組みを推進していくとしている。
■概要
名称:関東ロジスティクスセンター
所在地:千葉県習志野市茜浜2-4
営業開始日:2024年7月1日
敷地面積:8844m2
延床面積:1万9343m2
倉庫:1万6632m2
事務所:772m2
トラックバース等:1939m2
建物構造:鉄骨(S造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC 造)4階建、耐震設計、各階天井高 5.5m、床荷重 1.5t/m2(倉庫)
倉庫仕様:4階 空調倉庫
3階 空調倉庫
2階 空調倉庫
1階 常温倉庫、冷蔵倉庫(定温定湿)
花王ほか/日本初の条件でドローン実証実験 伊勢湾と三河湾を横断