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三菱倉庫/将来宇宙輸送システムの「次世代型宇宙港」WGに参画

2024年08月01日/物流施設

三菱倉庫は8月1日、宇宙輸送システムの実現を目指す宇宙スタートアップ、将来宇宙輸送システムが開始する「次世代型宇宙港(NSP:New Space Port)」のあり方を検討するワーキンググループ(NSP-WG)に参画すると発表した。

<スケジュール概要とNSPコンセプト>
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NSP-WGは、NSPの可能性を検討するための有期のグループで、7月31日現在、同社を含む計17社・1大学が加盟している。三菱倉庫はワーキンググループへの参加により、物流事業・不動産事業のノウハウを活用し、宇宙関連インフラの整備に貢献していくとしている。

今後、2025年10月まで、17社・1大学で方向性を定めたうえで概略の実現性評価(Feasibility Study)を行い、将来的に次世代型宇宙港の建設プロジェクトが組成される場合に利用できるような成果物(ロードマップ・事業計画・ビジュアル(ラフデザイン/模型/動画等))を作成する。

また、陸上だけではなく洋上にも検討の範囲を拡大し、これまでにはない斬新かつ実用性の高い宇宙輸送拠点を検討する。

なお、NSPとは、高頻度の宇宙輸送を支えるための拠点として、ロケットの打上げや着陸にはじまり、旅客、見物客、施設利用者など幅広い目的で来てもらうことを目指し、モールなどの商業施設、ライブ会場などのエンタメ施設のほか、エネルギー施設や災害対策施設など、宇宙輸送に関わる幅広い施設との組合せを想定している。

<将来宇宙輸送システムのイメージ図>
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加盟組織(50音順)は、ASTRO GATE、エア・ウォーター、荏原製作所、鹿島建設、商船三井、JFEエンジニアリング、日本総合研究所、日本無線、日本郵船、能美防災、パシフィックコンサルタンツ、三井E&S造船、三井住友建設、三井不動産、三菱HCキャピタル、三菱倉庫、国立大学法人室蘭工業大学 内海研究室、他1社。

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