霞ヶ関キャピタルは3月28日、開発の企画立案をおこなった冷凍自動倉庫『LOGI FLAG TECH 八戸I』プロジェクトが運用フェーズに移行したと発表した。
併せて、プロジェクトを対象不動産とするコールドストレージ八戸合同会社よりアセットマネジメント業務を受託し、引き続き同社はプロジェクトの管理を行っていく。
なお、プロジェクトは冷凍自動倉庫として初めて運用フェーズへ移行した1号案件となる。
現在、霞ヶ関キャピタルは2030年のフロン規制に向けた冷凍冷蔵倉庫の設備投資、冷凍食品の消費増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大、および2024年問題に起因するトラックドライバー不足、就業者の高齢化等の物流業界における労働力不足や、冷凍温度帯での過酷な就労環境の改善にも対応すべく、新しい物流ソリューションを実現する手段の一つとして、プロジェクトの開発も含め、冷凍冷蔵に「自動化」の要素を加えた冷凍自動倉庫の開発を推進している。
同社グループのノウハウを活用した物流施設開発や管理、運営等により、中長期的な収益の維持・拡大を目指し、環境配慮型の冷凍自動倉庫を投資対象としたプロジェクトを運用フェーズに移行させたもの。
今後も投資機会を広く提供するとともに、投資価値の最大化をすべく事業を推進し、同社が企画・開発を進める各アセットタイプにおいても同様にファンド組成を進めていくことで、同社の成長戦略の柱の1つである「AUMを積み上げ、安定収益の拡充を加速させる」取り組みを強化していくとしている。
霞ヶ関キャピタル/大阪府茨木市で冷凍冷蔵倉庫 関西要所の需要へアプローチ