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Hacobu/動態管理サービスでスマートフォン端末レンタルを開始

2025年05月08日/IT・機器

Hacobu(ハコブ)は5月8日より、動態管理サービス「MOVO Fleet(ムーボ・フリート)」にて、スマートフォン端末レンタルプランの提供を開始した。

<スマートフォン端末レンタルプランの概要>
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MOVO Fleetを導入する際に、荷主企業・運送事業者がスマートフォン端末を調達する負担を軽減し、より手軽かつスムーズな動態管理の導入・運用が可能になる。サービス契約と端末調達を一元化することで、導入時の業務負担を軽減するとともに、より迅速かつ円滑な運用開始を実現する。

協力会社への端末支給を行う荷主企業にとっては、複数の取引先への端末手配や管理を一本化できる手段となり、端末の調達や配布にかかる業務の見通しが立てやすくなる。運送事業者も、動態管理サービスの導入とあわせて社用スマートフォンを低コストで導入することができるようになる。

大手メーカーや流通業など、複数の協力運送事業者を利用する企業では、動態情報の取得を標準化するために協力会社のドライバーに端末支給を行うケースが増加している。新プランを利用することで、端末の一括調達・支給が容易となり、取引先への導入負荷を抑えつつ、運行管理の統一が可能になる。

ドライバーへの社用スマートフォン支給とともに動態管理を導入する際、端末選定・調達・契約にかかる手間やコストを削減できる。業務用に最適化された端末を簡単に導入可能で、初期費用の抑制にもつながる。

料金は、MOVO Fleetのスマートフォン動態管理サービスと端末のセットプランを、2500円/台・月(税込)~ 提供する。料金は契約期間に応じて変動する。

<スマートフォン端末レンタルプランの契約形態>
20250508hacobu - Hacobu/動態管理サービスでスマートフォン端末レンタルを開始

なお、物流現場では業務の可視化・効率化を目的に動態管理サービスの利用が進んでいる。位置情報の取得には専用端末とスマートフォンの両方が活用されているが、スマートフォンは位置情報取得に加えて作業記録や他アプリとの連携が可能で、法改正対応や業務効率化に貢献できる点が評価されている。

MOVO Fleet でも、「バーコードによる積載情報管理機能」や「庫内写真の撮影による荷待ち・荷役時間の記録機能」といった、スマートフォンを活かした新機能を順次リリースし、その有効性をさらに高めている。

一方で、従来のMOVO Fleetのスマートフォンプランでは、スマートフォン端末の機種選定や発注などを、ユーザーである荷主企業・物流事業者が行う必要があった。荷主企業による協力会社への端末支給や、運送事業者による社用端末の一斉導入に際しては、端末調達や社内調整の負担が導入の障壁となるケースもあった。

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