日本郵便とサムライインキュベートは9月4日、日本郵便初となるオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」を開始した。
このプログラム専用の Web サイトを公開し、スタートアップ企業の募集を開始する。
近年のECの進化や人口減少など物流業界が抱えるさまざまな環境変化を踏まえ、日本郵便とサムライインキュベートが「これからの時代に応じた郵便・物流を提供し、社会をより豊かに」の実現を目的として実施するもの。
取組テーマに応じて、日本郵便が保有する郵便・物流アセットを開示し、参加スタートアップ企業との共同活用を検討する。
PoCを実施する検証の場として郵便局やドローン実証実験地などを用意し、早期実用化へ向けた推進も行う。
サムライインキュベートは国内外でのスタートアップ支援実績を活かした企画・運営・実施のほか、メンタリングサポート、良いビジネスアイディアを持つ企業への出資検討などを行う。
参加スタートアップ企業はこれらを活用することで、事業を飛躍的に加速させ事業拡大を目指すことも可能。
両社は、この取り組みを通じて、時代の変化に応じた価値ある郵便・物流を提供し続けるため、共創による新規事業等を創出する取り組みを行っていく。
■「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」の開催概要
募集期間:9月4日~10月4日
採択企業決定:10月下旬
ヤマトHD/80億円規模の新CVCファンド設立、新領域に投資