日本通運、ヤマト運輸、西濃運輸、日本郵便の4社は3月28日、関東~関西間での幹線輸送での、スーパーフルトレーラSF25(SF25)を活用した共同輸送を開始したと発表した。
これは、SF25を活用した共同輸送の取り組みが、3月28日、改正物流総合効率化法の対象として国土交通省より認定を受けたもの。
取り組み内容は、西濃運輸、日本通運、日本郵便のトラクタが、ヤマトグループの関西ゲートウェイ(関西GW)と厚木ゲートウェイ(厚木GW)でヤマト運輸のトレーラを連結し、幹線輸送する。合計6台のSF25が両拠点の間を相互に運行する。
なお、SF25の導入によって、積載量が従来の大型トラックの2倍となり、1度に大量の荷物を輸送できるようになるとともに、異なる事業者のトレーラを連結し1台の車両として運行できることから、事業者の壁を越えた輸送の効率化につながる。
これは、物流業界全体の課題である人手不足への有効な解決手段となり、車両台数が削減できることで、CO2の排出量低減にも貢献する。
なお、3月28日14時に、ヤマトグループ「関西ゲートウェイ」において、出発式を行った。
■運行スケジュール(例)運行は月曜~金曜
関西 → 関東の場合
18:30 トラクターがトレーラの連結拠点である関西GWに到着
19:30 ヤマト運輸のトレーラを連結し、出発
3:00 厚木GWに到着
3:30 ヤマト運輸のトレーラを切り離し、各社の拠点へ出発
関東 → 関西の場合
20:00 トラクターがトレーラの連結拠点である厚木GWに到着
20:30 ヤマト運輸のトレーラを連結し、出発
4:00 関西GWに到着
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