霞ヶ関キャピタルは12月10日、新株式発行による資金調達を実施すると発表した。
公募によって普通株式134万4000株を新規発行し、52億3130万160円(手取概算額)を調達する。調達資金は、2022年8月末までに物流施設開発用地の取得や、同施設の開発資金に全額を充当する予定だ。
霞ヶ関キャピタルは、10月に策定した5か年中期経営計画で、従前からのビジネススキーム(取得した土地に対して開発計画立案等を行うことで価値を付加し、不動産投資家へ売却)に加え、今後はパートナー企業と合弁会社を設立し、共同で開発を行うビジネススキームでの事業展開も行い、収益構造改革に取り組む方針を打ち出している。また、3年後の2024 年8月期にAUM総額目標3000億円規模のうち、物流施設で2000億円規模とすることを目指している。
今回の新株発行による調達資金の使途である物流施設開発用地の取得と施設開発の推進は、同中計の実現を目的とする諸施策の1つとなる。
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