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海上コンテナ輸送量/アジア発米国向けが20か月連続プラス

2022年03月11日/調査・統計

デカルト・データマインは3月11日、アジア発米国向け(往航)2月分と米国発アジア向け(復航)1月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2月>
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それによると、2月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航・母船積み地ベース)は中国発の16%増に加えてベトナム発が5月ぶりにプラスに転換(17%増)するなど全体は増勢継続で、20か月連続プラスの169万3680TEU(16.4%増)で、単月過去最多となった。

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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国・地域ごとの輸送量は、1位の中国発(シェア62.5%)が15.8%で21か月連続プラスとなったほか、2位の韓国発(シェア9.3%)が中国TS増で16.3%増、3位のベトナム発(シェア7.9%)は17%減で4か月連続マイナスから復調した。日本発(シェア1.7%)は26.1%増で6か月ぶりにプラスに転じた。

<コンテナ輸送量の上位品目>
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品目ごとの輸送量は、1位の家具類がベトナム発の復調もあり9.7%増となったほか、2位の機械類が12.1%増、3位のプラスチックが20.7%増と続いた。

<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 1月>
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米国発アジア主要10か国・地域向け(復航・最終仕向地ベース)の1月分は、中国向けの6.7%減をはじめ、横ばいとなった韓国向け以外は全てが2桁減となり、合計では40万9119TEU(14.7%減)となった。

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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国・地域ごとの輸送量は、1位が中国(シェア28.0%)で6.7%減、2位が韓国(シェア12.1%)で0.2%減、3位が日本(シェア11.4%)で17.5%減と続いた。

<コンテナ輸送量の上位品目>
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品目ごとの輸送量は、1位がパルプ・古紙で11.5%減、2位が牧草・豆類で15.6%減、3位が調整飼料で7.0%減となった。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
Datamyne Japan 南石 正和
Email:mnanseki@datamyne.jp
Tel:090-5868-8377
URL:https://www.datamyne.com/

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