LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日米間海上コンテナ貨物量/往復ともにコロナ禍以前を上回る

2022年04月22日/調査・統計

デカルト・データマインは4月22日、日本発米国向け(東航)の3月分と、米国発日本向け(西航)2月分の海上コンテナ輸送量(TEU)実績データを発表した。

20220422datamyne 520x273 - 日米間海上コンテナ貨物量/往復ともにコロナ禍以前を上回る

それによると、3月の日本発米国向け(往航・荷受地ベース)は5万8408TEU(前年同月比1.2%増)となった。2022年に入って3か月連続で前年比プラスとなっており、コロナ禍以前の2020年3月と比較しても3.1%増と上回っている。

品目別上位は1位が自動車部品関連で1万2872TEU(2.9%増)、2位が機械類で1万2616TEU(0.8%減)となった。自動車関連はコロナ禍以前(2020年3月)の数量を上回っており、機械類はわずかに届かなかったもの一昨年並みの数値となった。

第3国へのトランシップ貨物は、2万616TEU(39.6%増)で初の2万TEU超えとなった。貨物全体に占める海外トランシップ率は35.3%と5月から11か月連続で30%を超えている。経由国別では、台湾が対前年比2.5倍と突出して増加している。

韓国TS貨物の日本港湾別内訳では、1位は東京港(73.3%増)、2位が名古屋港(67.9%増)、3位が博多港(6.4%増)、4位が神戸港(4.3%増)、5位が横浜港(7.5%増)、6位が大阪港(29.6%増)の順となった。

一方、アジア域内からの差込貨物を含む日本発母船積みベースは3万8077TEU(13.1%減)で、母船直航分の港別内訳では、1位が東京港(23.7%減)、2位が名古屋港(1.7%減)、3位が神戸港(9.6%減)、4位が横浜港(87.3%増)、5位が清水港(31.5%減)、6位が大阪港(8.0%減)の順となっている。

20220422datamyne1 520x227 - 日米間海上コンテナ貨物量/往復ともにコロナ禍以前を上回る

米国発日本向け(最終仕向国ベース)2月分は6万1330TEU(15.0%増)で、昨年5月以来の6万TEU超えとなった。コロナ禍以前の20202月との比較では5.5%増となっている。

最終仕向地ベースに占める海外TS比率は22.5%(23.4%)で8か月連続の20%超えとなった。品目別の順位は1位が牧草で1万2256TEU(2.9%増)、2位が肉類で5909TEU(9.1%増)と、ともに増加傾向にある。

米国発日本向け母船直航ベースは4万7842TEU(3.2%増)となった。日本港湾別内訳は、1位が東京港(21.9%増)、2位が神戸港(19.2%減)、3位が横浜港(24.3%減)、4位が名古屋港(2.2%増)と続いた。

なお、日本荷受往航貨物の海外トランシップは3月に過去最多の2万TEUを記録。2022年第1四半期の韓国・中国・台湾・シンガポール経由の数量は対前年同期比で、台湾経由が4.0倍、シンガポール経由が1.74倍、中国経由が1.55倍、韓国経由が1.34倍となり、台湾の伸び率が突出している。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
Descartes Datamyne 清水 邦彦
Email:kshimizu@datamyne.jp
Phone:090-6509-2632
URL:https://www.datamyne.com/

関連記事

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

調査・統計に関する最新ニュース

最新ニュース