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DHL/環境に配慮したコールドプレイのツアー輸送をサポート

2022年07月14日/CSR

DHLジャパンは7月14日、音楽アーティスト「コールドプレイ(Coldplay)」のオフィシャルロジスティクスパートナーとして、「Music Of The Spheres World Tour」でのCO2排出量を最小限に抑えるための輸送サポートを提供すると発表した。

コールドプレイは、今回のツアーを可能な限り地球環境に配慮したサステナブルなものにするため、CO2排出量を50%以上削減するという目標を設定。

<コールドプレイのツアーをサポート>
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DHLは、持続可能な輸送とロジスティクス分野のパイオニアとして、その幅広い専門知識でバンドのワールド・ツアーに全面協力する。

同社の「GoGreen Plusサービス」は、サプライチェーン全体を通じて、物流に関わるCO2排出量や、その他の環境への影響を最小限に抑えるための一連のソリューションを顧客に提供。先進的なバイオ燃料の使用により海上輸送および航空輸送でのCO2排出量を削減する。

陸上輸送では、電気自動車やバイオLNG(有機廃棄物から作られた液化天然ガス)を燃料とするトラックなど、様々な輸送車を活用する。サプライチェーンのその他の部分は、ライフサイクルCO2排出量の完全な埋め合わせ、つまり残りの炭素排出量の引き下げと相殺によりカーボンニュートラルとなる。

DHLとコールドプレイの共通の願いは、Music Of The Spheres Tourが他のアーティストにとっての先進事例となり、ライブ音楽業界にとって超低炭素で持続可能な未来の実現を牽引すること。

コールドプレイは、物流以外にも全公演で再生可能エネルギー(風力や太陽光など)と再生可能な認定バイオディーゼルを組み合わせた電力供給や、チケット1枚につき1本の木を植えるなど様々な取り組みを導入し、ツアーで発生する以上のCO2を排出しないことを約束。

DHLは、2050年までのネットゼロエミッション達成を目指したサステナビリティ戦略(「Mission 2050」)に沿って、ロジスティクスセクター全体の脱炭素化を実現するための持続可能なロジスティクスソリューションに取り組んでいる。ドイツポストDHLグループは、2030年に向けた中期的なサステナビリティロードマップのなかで、燃料需要の少なくとも30%を持続可能な燃料で賄うというサブターゲットの達成に取り組み、パリ協定に基づきCO2排出量を削減するため、2030年までに70億ユーロを持続可能な燃料とクリーンテクノロジーに投資するとしている。

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