福山通運と小丸交通財団は11月30日、岡山県立邑久高等学校で、1年生110名を対象にした交通安全教室を同29日に開催したと発表した。
同校での交通安全教室では、自転車による交通事故防止と交通安全に対する意識の向上を図りたい学校からの要望を受けて、ドライブレコーダーの映像や自転車シミュレーターを使用した危険予測についての体験学習を行った。
生徒からは「見通しの悪い交差点では、必ず一時停止して通行するようにします」など、交通事故防止につながる感想があがった。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。