小丸交通財団は3月9日、ベトナムのハノイ工科大学で、第1回日本語作文スピーチコンテストを開催した。福山市立大学と共催、福山通運の特別協賛。
同日、小丸交通財団と福山通運はハノイ工科大学、福山市立大学と「産学連携に関する意向書」を締結し、調印式を行っており、スピーチコンテストもその一環だ。
「交通」をテーマに6人がスピーチを披露し、最優秀賞は「交通インフラの整備は何年もかかるが、意識はすぐ変えられる。みんなの法令順守意識を高めることが重要」だとスピーチした貿易大学のレ・ヴァン・タンさんが受賞した。
小丸交通財団は、3月8日にはベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学でも同様のコンテストを開催した。
今回が8回目とあって14大学77作品の応募があり、事前審査による14人がスピーチを披露。
最優秀賞は「ベトナムの配車サービスには大気汚染や渋滞、事故の交通問題があるが、電気エネルギーやメトロ、バスを利用することによって問題の解決が期待される」とスピーチしたホーチミン市国家大学・人文社会科学大学のレー・ヴィン・ティン・ティーさんが受賞した。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的に、全国の小学校などで交通安全教室を開いたり、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供したりしている。
小丸交通財団/中国の首都師範大学で日本語作文スピーチコンテスト