NX総合研究所(NX総研)は12月11日、経済産業省(経産省)の「令和6年度流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(物流施設の自動化に資するカートラックのモデルケース創出)」に採択されたと発表した。
「流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業」は、流通・物流の標準化に必要な指針の策定や、IoT技術や自動化機器の導入等の環境整備を進めることを目的とした、経済産業省による事業。
国から民間企業に委託することで行われ、令和2年度から令和6年度までの5年間実施し、最終的に営業用トラックの積載効率を令和7年度時点で50%に向上することを目指している。
NX総研では、卸売業・小売業・運輸業などのサプライチェーン上で使用されるカートラックを対象に、自動化機器を導入・稼働しやすくするカートラックの標準的な仕様・使用環境・運用方法等の環境整備のモデルケースを創出する実証事業を行い、事例の横展開や商慣行改革につなげていくとしている。
NX総研/7~9月荷動き指数マイナス15、10~12月見通しは上昇の見込み