Hacobuは4月15日、トラックドライバー向けスマホアプリ MOVO Driverに、物流マップのアップデートとドライバー向けポイントプログラムを実装したと発表した。
＜マップをシンプル化＞
今回のリニューアルにより、全国1万7000件の物流拠点情報と、駐車・待機可能な2000件の場所をマップに掲載。これまでHacobuが独自調査した結果では、ドライバーが荷主に求める改善点として「待機場所の確保」が63.0％と最も高く、駐車や待機ができる場所の確保が依然として重要な課題であったことを受けてのアップデートとなっている。
また、マップの情報をシンプルにしたことで、必要な情報を直感的に捉えやすいデザインに仕上がっている。これにより運行中の地図確認をスムーズにし、ドライバーの業務効率向上を狙う。また、マップでは読み取れない拠点入り口などの情報については、ドライバー自身が登録・編集できる機能も追加されており、ドライバー同士での共有も可能となっている。
＜物流拠点チェックインでポイントがたまるプログラム＞
物流マップに表示された拠点の半径200km以内でチェックインすると、商品引換券などと交換できるポイントが付与されるドライバー向けポイントプログラムも実装。現段階ではチェックインでのポイント獲得となっているが、今後は情報提供など様々なアプリ利用でポイントがたまるように機能を拡張していくという。
Hacobuは今後も、物流拠点の公式軒先情報の公開や定期的なドライバー調査の実施・結果公開、MOVO Berthをはじめとする各サービスとの連携強化などを順次展開し、ドライバーの声に基づいた施策を進めていくとしている。
大和物流、Hacobu／ドライバーにアプリで軒先情報共有 負担軽減へ
