日野自動車は10月24日、将来の持続可能な社会構築に貢献するため、新たな長期目標として、「日野環境チャレンジ2050」を策定した。
「日野環境チャレンジ2050」は地球温暖化、水不足、資源枯渇、自然破壊などさまざまな地球環境問題に対して商用車メーカーとして何ができるかを考え、製品のライフサイクル全般における環境負荷を極限まで削減することを目指して6項目のチャレンジ項目を掲げた。
6項目は、「新車CO2ゼロチャレンジ」「ライフサイクルCO2ゼロチャレンジ」「工場CO2ゼロチャレンジ」「水環境インパクト最小化チャレンジ」「廃棄物ゼロチャレンジ」「生物多様性インパクト最小化チャレンジ」。
新車CO2ゼロチャレンジでは、製品走行時CO2排出量90%削減(2013年度比)に挑戦する。
日野の主力製品であるディーゼル車、ハイブリッド車の環境技術に更に磨きをかけるのはもちろんのこと、次世代車と呼ばれる電気自動車、燃料電池車の技術開発およびその普及にも積極的に参画する。
さらにIoT技術搭載を進めることで物流車両の運行情報を適正管理する物流マッチングを顧客と進め、物流効率化にも貢献する。