楽天は10月17日、運営する配送サービス「Rakuten-EXPRESS」を、大阪市24区と堺市で開始するとと発表した。
<配送エリアを大阪府の一部地域(大阪市24区と堺市)に拡大>
「Rakuten-EXPRESS」では、楽天グループで生活用品や日用品のECサービスを提供するRakuten Directと「楽天ブックス」の商品と、「楽天市場」出店店舗を対象とする物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で受託する一部の荷物を配送している。
対象エリアは、東京23区内と東京都14市、千葉県4市に加え、新たに加わった大阪府の一部地域で、今後も順次拡大予定だ。
この配送サービスでは、不在再配達を減らす取り組みとして、「楽天ブックス」の商品を対象に、ユーザーの不在時にも事前に指定された場所への荷物のお届けを可能にする「置き配」に対応しており、好評を得ている。
10月10日からは、同サービスで配送する荷物のうち、「Rakuten Direct」で取り扱う商品を、「置き配」に対応開始し、配送の効率化への取り組みを加速させるとともに、より利便性の高い配送サービスの提供を図る。
楽天は、EC物流の健全化を目的に「楽天市場」での包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、この「Rakuten-EXPRESS」のサービス拡充もその一環となる。
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