物流ロボットのサブスクリプションサービス「RaaS(Robotics as a Service)」等を手がけるプラスオートメーション(+A)は10月11日、同サービスで提供する新ソリューションとして、3次元ソーティングロボット「t-Sort 3D」 と、汎用自律搬送ロボット「AMB-J」シリーズの開発を進めていると発表した。
<3次元ソーティングロボット「t-Sort 3D」>
https://www.youtube.com/watch?v=fQOG-pGyk7E
「t-Sort 3D」は、Zhejiang Libiao Robots製の立体型仕分けロボットで、ロボット運用の課題であった高さ方向の空間の有効活用が可能。床への据付(アンカー)無しで設置することができる。
仕分け間口数や間口サイズは商品や箱サイズに合わせて変更可能で、省スペースかつ少人数で大量の仕分けを実現できることから、特にECなどの出荷オーダー数、仕分け先数が多い物流現場での利用を見込んでいる。
「AMB-J(Auto Mobile Base-Jack)」シリーズは、Shanghai Seer Intelligent Technology Corporation製のSLAM 式自律走行ロボット(AMR)。
可搬重量は150kg、300kgの2種類を準備中で、ジャッキアップ機能を備え、カゴ車やカート、パレタイズ商品等を無人で積込み・搬送・荷卸しすることができる。
人との共存可能な安全設計を採用しており、ロボットの群制御に優れ、数十台まで同時連携が可能となっている。