商船三井は3月24日、経済産業省と東京証券取引所が選定する女性の活躍推進に優れた上場企業の銘柄「なでしこ銘柄」に5年連続で選定されたと発表した。
「なでしこ銘柄」は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に魅力ある銘柄として紹介するもの。銘柄の選定を通じて企業への投資を促進し、各社の活動を加速することを狙いにしている。2025年には、18業種から23社が選定された。
商船三井は、2023年4月に策定した「Human Capitalビジョン」に基づくアクションプラン達成に向け、女性活躍推進に関わる各種取り組みを継続的に推進してきた。具体的な内容としては、各ライフステージに応じた育児や介護等と仕事の両立支援の実施、将来の経営者候補としての女性管理職の育成計画の推進、女性社員・海技者・船員の海上および船上勤務での働きやすさ向上に向けた支援、国連が定めた「国際女性デー」に他社と共同で対話型イベントの開催などが挙げられている。
同社は今後も、社員一人ひとりが熱意と活力を最大限に発揮し、多様な個性と能力を組み合わせることができる職場環境・組織風土づくりを進めていくとしている。
商船三井/「World LNG Shipping Award」受賞、脱炭素化に貢献