日本通運は7月17日、村田製作所、ロームと連携し、日本通運のEVトラックによる共同輸送を電子部品業界で初めて開始した。
共同輸送は、運行区間が関西国際空港、ローム 京都物流拠点、村田製作所 大阪ロジスティクスセンター、関西国際空港間で運行(途中充電2回含む)する。
EVトラックの1日あたりの走行距離は約210㎞で、7月17日に出発式を村田製作所 大阪ロジスティクスセンター(北港ロジスティクスセンター)で実施した。
日本通運は、村田製作所とロームよりEVトラック共同輸送スキームについて相談を受け、3社で協議を重ねてきたもので、温室効果ガスの削減、輸送コスト抑制、積載効率の向上を同時に実現するモデルとして、実現した。
今後の展開では、順次エリア拡大を予定している。
NXグループでは、ハイブリッド車やEVトラック、FCEVトラック(水素燃料電池車)などの環境配慮車両を日本国内で 1万2000台以上導入し、CO2排出量削減に努めてきている。
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