コクヨサプライロジスティクス(KSL)は9月10日、愛知県名古屋市の名古屋学院大学とキムラユニティと連携し、9月より「産学官連携」物流イメージ向上プロジェクトを始動したと発表した。
プロジェクトは、中部運輸局愛知運輸支局の後援、三菱UFJ銀行の協力のもと、KSLとして初めて地域企業・行政機関・金融機関と連携した「産学官連携」の教育型プロジェクト。2025年9月から2026年1月までの期間、名古屋学院大学経営学部 杉浦礼子ゼミナールに所属する学生約15名が、KSLとキムラユニティーと連携し、物流課題の発見・改善提案に取り組む。
学生が物流業界への理解を深めながら、社会課題としての物流問題を自らの言葉で提言することを通じて、物流の価値と魅力をより広く社会に発信することを目的としている。
9月8日には、プロジェクトのキックオフを開催。当日は、KSLとキムラユニティーの担当者からプロジェクトの目的や概要について説明を行った後、KSL中部IDCとトヨタ自動車大口部品センターの現場見学とヒアリングを実施した。
今後は、学生がグループごとに物流業界を取り巻く環境や経営課題を特定し、ゼミ内でのグループワークや月1回の合同ワーク、中間報告会を通してKSLおよびキムラユニティーと継続的に意見を交わす。最終的には2026年1月の最終報告会にて、持続可能な物流の実現に向けた具体的なアイデアとして研究成果を発表する予定だ。
■概要
参加機関:コクヨサプライロジスティクス、名古屋学院大学 杉浦ゼミ(経営学部 教授・学部長 杉浦礼子)、キムラユニティー
対象:名古屋学院大学 杉浦ゼミ所属学生 15名(3名×5チーム)
後援:中部運輸局愛知運輸支局
協力:三菱UFJ銀行
コクヨサプライロジスティクス/産学連携プロジェクトに中部・九州エリア追加