NTTロジスコは4月4日、医療機器の物流に特化した共同配送サービス「メディカルライナー」で、京セラの導入事例を公開したと発表した。
メディカルライナーは、複数の医療機器メーカーの製品を共同で配送する医療機器専用のルート便。
一般的な医療機器の物流では、物流業務ごとに適した配送会社を選定し、宅配便や路線便を利用し医療機関や代理店に製品を配送するが、メディカルライナーでは、教育訓練を受けた医療機器配送専門のドライバーが複数の医療機器メーカーの製品を届け、同時に返却品の集荷も行う。
事例では、医療用・ヘルスケアで医療機器や手術器具などの提供を行う京セラのメディカル物流部が抱えていた「ミスなく正確に製品を届けられる配送手段の導入」や「配送コストの高騰に伴う、新たな配送体制の構築」といった課題を紹介。
<メディカルライナーの導入前後の配送フロー>
対策としてNTTロジスコの「メディカルライナー」を選定した経緯や導入理由を説明するとともに、導入後の効果として「配送ミスゼロの記録を更新中で配送コストも半減したこと」や「配送の品質向上と安定化でコア業務へ注力可能になったこと」を解説している。
■京セラのメディカルライナー導入事例
https://www.nttlogisco.com/case/kyocera/
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