日本郵船は2月17日、ENEOSオーシャンから承継した海運事業の新会社名を「NYK Energy Ocean(NEO)」に決定したことを発表した。
新会社は、日本郵船が株式の80%を取得して子会社化することを予定している、ENEOSオーシャンの原油タンカー以外の海運事業を承継するもの。
本件取引の実施に関する公正取引委員会等の国内外の関係当局の承認手続きを2024年末までに完了しており、本件取引は2025年4月1日に完了しNEOが発足する見込み。
また、社長には日本郵船の代表取締役専務経営委員など豊富な海運ビジネスの経験を持つ、力石晃一氏が4月1日付で就任する予定だ。
新会社名の決定に合わせ、日本郵船とENEOSオーシャンはNEOのロゴを新たに作成。
このロゴは、同社の社旗でありアイデンティティでもある「二引き」をベースに海上輸送を連想させる流線型を取り入れたシンボルマークで構成され、海運会社としての責任と信頼性をあらわしている。
■新会社概要
商号(会社名):NYK Energy Ocean
本店所在地:神奈川県横浜市
事業内容:LPG、ケミカル、石油製品、鉱石、石炭、木材等の海上輸送
設立日:2024年8月8日
株主:日本郵船80%、ENEOSオーシャン20%(本件取引成立後の株主構成)