Shippioは3月5日、マテハン大手メーカー・ダイフクに同社が提供する荷主企業向け貿易業務管理SaaS「Any Cargo」を導入したと発表した。
ダイフクでは長年、海外物流業務を各事業部が独自に対応しており、業務の煩雑さや情報共有の課題を抱えていたという。また、世界情勢の影響で船舶の遅延が頻発し、会外出に関する問い合わせの数も増加し、荷物の所在を即時に把握できない状況だった。こうした課題に対し貿易DXを推進し、業務進捗状況を可視化することで確認業務の大幅な短縮と属人化の解消に取り組んだ。
決め手となったのは「Any Cargo」が海外物流業務全体を包括的に管理できるSaasであること。従来、ダイフクでは自社開発のシステムを活用していたが、開発期間に世の中の流れが変わるリスクを考慮し、クラウド型の導入が最適との判断に至った。
導入後、「案件ごとの情報が一元管理され、煩雑だったメールのやり取りが大幅に削減し業務負担が軽減した」「現地法人や他部署の利用も進み、問い合わせ件数も削減されたほか、多くのパートナー企業が活用するようになり、スケジュール調整が円滑に進むようなった」など様々な効果をあげている。
導入事例について詳しいインタビュー記事も公開している。
■https://service.shippio.io/case/daifuku
Shippio/「Shippio Works」をフォワーダー向けシステムと連携