ラピュタロボティクスは1月31日、ハマキョウレックスの高丘西センター(静岡県浜松市)に、協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」を納入したと発表した。導入効果として、従来のカートピッキングと比較して約1.5倍に生産性が向上した。
ラピュタPA-AMRは、作業スタッフと協働でピッキングを行い、荷物の搬送の代行とピッキングルートの最適化を図ることで、生産性向上とピッキングスタッフの歩行時間削減を可能とする最新のロボティクスソリューション。導入においては、省人化に向けた新たな取り組みとして、事前に導入後の効果について検証を行い、スムーズな導入に至った点が評価された。
ラピュタPA-AMRの操作画面は、誰でも簡単で直感的に使用できるユニバーサルデザイン。新人スタッフや日本語が堪能ではない海外メンバーでも、30分でロボットの操作をマスターし、ベテランスタッフと同等の生産性を出すことが可能だという。両社はラピュタPA-AMRを活用し、物流におけるさまざまな課題解決に向けて協業していくとしている。
ラピュタ/ピッキングアシストロボットがほくやくの函館支店で稼働