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センコー/京葉PDセンターに蓄電池と太陽光パネル、補助金も活用

2024年07月26日/3PL・物流企業

センコーは6月28日から、千葉県市原市の「京葉PDセンター」に太陽光パネルと蓄電池を設置し、再生可能エネルギーを最大限活用する太陽光自家消費PPAモデルを実施している。センコーでの蓄電池活用は初めて。

<京葉PDセンター外観>20240726senko1 - センコー/京葉PDセンターに蓄電池と太陽光パネル、補助金も活用

設備は、太陽光パネル(649.920kW)、蓄電池システム(193.5kWh)。

屋根に設置した太陽光発電では、京葉PDセンターの日中の稼働時間帯に必要な総電力の約50%をまかなえる。

早朝や休日など稼働しない時間帯、発電量が多い時期など、施設で使いきれない余剰電力量は併設した産業用蓄電池に貯め、電力使用量に応じ放電もできる。

<設備の概要>20240726senko2 - センコー/京葉PDセンターに蓄電池と太陽光パネル、補助金も活用

今回の設備は、東京都地球温暖化防止活動推進センターの補助金「地産地消型再エネ増強プロジェクト」を活用した。

補助の条件として、屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力の環境価値について、PPA事業会社を仲介して3分の1は京葉PDセンターで使用する倉庫や事務所の電力に充て、残り3分の2は潮見SIFビル(東京都江東区)で使用する事務所やEV社用車の電力に充てている。

センコーは、今後も太陽光発電設備や蓄電池の設置を推進し、再生可能エネルギー比率を高めることで、脱炭素化社会実現に寄与したいとしている。

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