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ESR/働く人・環境・女性に配慮した物流施設、在日英国商工会議所からグランプリ

2018年11月09日/CSR

ESRは11月9日、在日英国商工会議所主催の「2018 British Business Awards」で、過去18 か月間に日本で社会問題・環境問題に積極的に取り組み、際立った功労を挙げた事業者として「Social/ Enviromental Contribution」部門でグランプリを受賞したと発表した。

<ESRを代表し、松波秀明取締役マネージングディレクターがポール・マデン駐日英国大使よりトロフィーを授与>
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ESRは「HUMAN CENTRIC DESIGN.」(物流の真ん中は人だと思う)という理念の下、テナント企業の従業員が誇りを持って楽しく働ける場所となるよう、無料Wi-Fi やTVを備えたホテルのようなラウンジ(KLUBB Lounge クラブラウンジ)、お弁当や日用品を扱うショップ(KLUB Shop クラブショップ)、児童が楽しく過ごせるような託児所(BARNKLUBB バーンクラブ)を設置し、デザイン面でも人に優しく洗練されたデザインを随所に取り込み、他社の物流施設と差別化を図っている。

<ESR久喜の託児所>
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<ESR南港1のラウンジ>
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<ESR南港2のラウンジ>
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<ESR南港2の託児所>
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日本が抱える深刻な労働力不足、保育園不足による待機児童問題に対し、「物流施設はコンクリートの箱でつまらない場所」というイメージを払拭し「ここで働きたい」という場を創ること、家庭にいる女性は大事な労働力であり彼女たちの社会復帰をサポートすること、がこの社会問題への一つの解決策であると考え、それに貢献したいと尽力してきた。

また、全施設に日本最大級の太陽光発電システムを設置し、再生可能エネルギーを活用し、充実した緑化計画を行ない、環境負荷の低減に配慮した省エネルギーの物流施設の開発、及び、災害時等に?時避難場所として施設を開放する協定を地元自治体と締結するなど、顧客様や地域社会に対しても貢献できる、持続可能な物流施設の開発を積極的に行なっている。

今回、ESR独自の物流施設開発を通じ、社会問題・環境問題に取り組んできた姿勢を高く評価され、受賞に至ったもの。

ESRのスチュアート・ギブソンCEOは「これまでのESRの活動を評価いただき、名誉ある賞を頂けたことを、大変光栄に思っている。特にこの数年、日本は慢性的な労働力不足、子どもを抱える有能な女性にとって厳しい職場環境、保育施設の不足による待機児童問題という社会問題を抱えている。我々は物流不動産のディベロッパーとして、クライアント企業に場所を提供するだけでなく、『地域社会と環境作りの橋渡し』という重要な役目があると思っている。社会復帰を望んでいるお母さんたちが働きやすいよう物流施設内に託児所を設置し、ラウンジ、ショップなど働く方が快適で健康的に過ごせる環境を提供し、雇用創出や周辺道路の整備、災害時の協力体制など地域社会にも貢献している。次世代がさらに良い社会となるよう、これからも時代の変化に繋がるような新しい価値の創出にチャレンジしていく」と述べている。

なお、British Business Awards(ブリティッシュ・ビジネス・アワード)とは2008年から在日英国商工会議所が主催する顕彰制度で、ビジネスの革新・成功を促進し、エシカルな行動と環境への配慮に努め、社会の発展に最も貢献した企業や個人に贈られる。主催する在日英国商工会議所(BCCJ?British
Chamber of Commerce in Japan)は、1948年に創立された日英両国の商工活動の交流・振興をも目的にしている非営利の民間団体。

2018年度は5部門33の英国系または日本系の企業・個人がノミネート。Sir Tim Hitchens KCVO CMG(Wolfson College Oxford 学長)、南谷真鈴さん(七大陸最高峰日本人最年少登頂記録保持者)、Andy Palmer CMG(Aston Martin CEO)他6名の審査員によって選考・選出された。

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