福山通運と小丸交通財団は6月19日、岡山県の倉敷市立福田中学校で、2・3年生426名を対象にした交通安全教室を同16日に開催したと発表した。
同校では校区内での自転車事故が多発していることから、安全に自転車に乗るための必要なルールやマナー、乗車方法を理解し、交通安全に対する意識の向上を図りたい学校の要望を受け、トラックの特性や危険性の実体験や、自転車を使用して交差点や横断歩道での安全行動等について体験学習を行った。
生徒からは「自転車の交通ルールやマナーをしっかりと守って、交通事故のない学校生活を送りたいです」など、交通安全意識を強くした感想があった。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。